内科 - 公立長生病院

内科

 当院内科は呼吸器、循環器、消化器疾患、及び糖尿病等の専門的疾患から、日常の一般内科疾患まで幅広く診療をしています。


●消化器疾患は、内科専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医の資格を持つ医師が診療にあたっています。胃、大腸などの消化管疾患に対しては、上部および下部内視鏡検査を行い、診断のみならず、手術で切らずに治す内視鏡的治療にも対応しています。胃・十二指腸漬瘍に対しては、一般的な抗漬瘍薬の投与だけでなく、原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の診断および除菌療法も行っています。

●肝臓、胆道、すい臓疾患に関しては、腹部エコー(超音波)、マルチディテクターヘリカルCT、1.5テスラMRIなど最新の機器を導入し、質の高い診療を行っています。肝癌に対するラジオ波焼灼療法も行っており、進行肝癌や、転移性肝癌に対しても内科的に治療が可能です。
 C型慢性肝炎に関しては、通常のインターフェロン治療のみならず、PEGインターフェロン、リバビリン併用療法など、より効果の高い治療を外来で受けることが出来ます。
 口から十分に栄養が取れない患者さんのためには、内視鏡を使用し、おなかの壁と胃壁を通して小さな穴(胃瘻:PEGといいます。)を造り、その穴にチューブを入れる手術や、PEGの交換も行っています。

●糖尿病は、食生活の高栄養素化や自動車等の普及による運動不足傾向のため、患者様が近年とても増加しています。食事、運動療法は大前提の治療ですが、それでも効果が弱い場合、お薬投与やインスリン治療を行います。お薬は現在、様々な作用のものが開発され、膵臓からインスリン分泌を促すもの、腸からの糖の吸収を遅らすもの、筋肉、肝臓等の糖代謝臓器に対しインスリンの作用を増強させるもの等があり、一種類、二種類とお薬を併用して血糖コントロールをはかります。

 お薬で血糖値があまり低下しない場合には、インスリン療法が施行されます。インスリン開発も目覚しく、その作用時間から、速攻型、超速攻型、中間型、それらの混合型、長時間作用型等あります。またインスリン注射器は、携帯に便利なペン型や、ご老人の目に優しいダイヤル型等あり、とても使用しやすくなっております。当科は、そのような最新の対応のもと、血糖の適正化や最大の治療目標である糖尿病合併症(網膜症、腎症、神経症等)進展の予防を目指し、糖尿病治療にあたっております。

●循環器疾患は、当院では常勤医が現在不在のため、外来にて生活習慣病といわれている高血圧症をはじめとして、動脈硬化症や、狭心症、弁膜症、心筋症、不整脈等の心疾患を中心に、診断から治療まで対応しています。高血圧の治療では、新薬も多く開発され、単に降圧だけではなく血圧に影響を受ける脳、心、腎等への臓器保護も目的とした、個々の患者さんにあったお薬を処方することにより適切な血圧管理を目指しています。

●心疾患に対しては、検査として、心臓超音波検査で心臓全体の動き、機能や弁膜症の有無等を、運動負荷検査のトレッドミルテストにより心臓の許容運動量の測定を、24時間心電図検査で不整脈、狭心症の有無等を診断し、それに基づき治療しております。必要あれば循環器科専門病院への紹介を積極的に行っております。

●呼吸器疾患:肺は最も外気に接する内臓であり、外的病因と免疫系の相克を原因とする病気をはじめとして、多彩な呼吸器疾患に罹患します。当院では専門医による鑑別診断のための各種気管支鏡検査が実施可能です。また本邦では年間7万人以上の患者様の死因となっている肺癌の早期発見や、近年増加傾向を認める非結核性抗酸菌症の診療にも積極的に取り組んでいます。

◆担当医紹介

病院長
桐谷好直
消化器内科
日本医師会認定産業医、ICD認定医、身体障害者福祉法指定医(肢体不自由、腎臓、呼吸器)
内科主任部長
河野 誠
消化器内科
日本内科学会認定医
内科医長
秦 佐智雄
医学博士 消化器内科
日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、臨床研修指導医
内科医員
加茂 尚永
内科一般