心に寄り添う質の高い看護を目指して!
公立長生病院看護部のホームページをお訪ねいただきありがとうございます。
お訪ね頂いた皆様に、公立長生病院の魅力を少しでもお伝えできるよう、看護のあり方や教育方針・活動などについてご紹介させて頂きます。
当院の歴史は古く、遡ること昭和26年、21床の組合立国保病院として誕生しました。その後、昭和63年に長生郡市広域市町村圏組合へ管理を移管。
現在、認可病床180床(包括ケア病床30床を含む)で、千葉県に9つある二次保健医療圏のひとつ、山武長生夷隅医療圏の長生地域を担う中核病院として、二次救急医療(12回/月の夜間輪番対応)・看護、地域医療・看護に取り組んでおります。また、規模は小さいながらも緩和ケア外来や訪問看護を行っており、この地域で患者さまご自身が“その人らしく生活できる”ように、“支える” “寄り添う”を大切に看護を実践しています。
この地域に大規模災害が起きた時には、当院敷地内に広域医療救護所を設置して救護所活動を行う協定を近隣市町村(茂原市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町)と結んでおります。看護部は、災害対策の要となって活動しており、リーダーシップをとって訓練も行っています。
公立長生病院の理念には、「地域住民の皆さまへの急性期入院医療と救急医療の充実」が掲げられておりますが、台風や水害といった自然災害や少子高齢化といった社会的問題など、刻々と変化する時代の要求にも対応できる柔軟性を持ち合わせなければなりません。そういった変化にも迅速に対応できるよう各々が自己研鑽に励み、看護部としても、必要とされる人材や能力を育成するよう教育環境を整備し教育にあたっています。
当院には、救急センターもなければドクターヘリもありません。
何か特殊な専門医療をおこなっている訳でもありませんが、
この地域に必要とされている医療を、そして看護を提供していくのだという自負があります。
知識や技術だと言っても、看護の基本は「人」です。
人を大切にすることは、患者さまやそのご家族さまはもとより、一緒に働く仲間をも思いやり、
大切にしていくことだと考えています。
これからも、患者さまの心に寄り添った、安全で質の高い看護の提供に努めてまいります。
看護部長
谷口 弘
